院長の活動記録

ネパールのヒマラヤにて白内障手術支援

動画(80MB 約10分)


 

 

 

 

ネパールは世界一貧しい国で、現在治安が悪い。内戦状態のため、何度もゲリラの襲撃を受けた。

大切な人々がすぐそばで死んでいった。

 

  

ヒマラヤ山岳地帯は危険な所だが、医師数が不足しており、海外ボランティアの援助が不可欠である。

ネパール国内の眼科医は全部で20人しかいない。日本では治療できる病気で10万人もの人々が失明している。

 

 

ヒマラヤ山岳地帯は車が通れる道がないため、歩いて移動する。眼科の診察を受けに来るために、片道2−3日かけて歩いて来たという人も多い。

 

 

 

病室の様子。設備は極端に悪い。床にワラをひいて患者が寝る。窓はほとんど壊れている。

そして大勢の患者で溢れ返っている。

 

アメリカ留学

平成12年(2000年)から平成14年(2002年)まで2年間
カリフォルニア州 ロサンゼルス郡 南カリフォルニア大学 ドヘニー眼科研究所
の ラオ教授(ぶどう膜炎の世界的権威)のもと、Research Fellow として勤務

眼科の病気についての研究を行ない、6つの論文を執筆し(全て世界初の発見)、学会発表を行なった。
また、南カリフォルニア大学医学部および近隣大学医学部の学生への研究指導を行なった。(写真上)

 

ロサンゼルス郡立病院での診療に従事

 

世界の友人

インド クリシュナクマールスブラマニアン先生  
インドは人口が多いので、日本とは比較にならないほど多くの珍しい症例が集まる。
とても熱い先生。 共同でぶどう膜炎に関する論文を書き上げた。

 

エジプト カイロ大学にて カリル先生
九州大学大学院 時代からの友人。

 

フランス、パリに古くからある名門大学、サルペトリエール大学 シャーレット教授
アメリカ留学中からの友人 紳士で気さくな病理学者。
共同で活性酸素に関する論文を書き上げた。